カーネリアンの語源は、赤い色をイメージする、ラテン語の「carnis=肉」や「carnelus=新鮮な」からであると言われています。日本語では「紅玉髄」といい、水晶と同じ石英から出来たものです。その歴史はとても古く、紀元前2500年程前のメソポタミアの王の墓から発見された首飾りや、エジプトのツタンカーメンの墓から埋葬品として発見されたりしています。古代の人々が愛した石は、見る度に厳かで神聖な気持ちになります。

有名なのは、フランスの英雄、かのナポレオンが遠征中にカーネリアンの印章を肌身離さず持ち、勝利の護符として身につけていたこと。また、イスラム教の開祖である高名なマホメットも、魔力を秘めた神聖な力を持つ石としてカーネリアンの印章を持っていたそうです。

他にも中世ヨーロッパでキリスト教で用いられたり、オーストラリアのシャーマンが魔除けのアミュレットとして使用していたのだとか。パワーストーンが好きな方はご存知と思いますが、天珠に用いられるチベット密教の「最強の護符」としてもカーネリアンが使われています。それだけのパワーを持つ石はなかなかありません。

 
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